みゆき楽団歳時記
MIYUKI-BAND みゆき(おじさん)のアコースティックバンド活動・猫イラスト・猫自慢・フライフィッシング日記・工作・・・散らかってます。ごめんなさい
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僕らの大切な詩・賢治さんの「注文の多い料理店の序」
 賢治さんが好きです。
 中には(異界に引き込まれるようで恐くて)
 読まないようにしている、なんていう有名なプロの作家も居るのだが。

 かたや、岩手県出身ということで、 
 今回の東北大震災の、被災者の皆さんの、励ましになっているとも聞いている。

 みずからの理想と、子供達の未来に命を懸ける教育者であり、
貧しき農民達の同志として、死の瞬間まで働きぬいた人でもある。

 「雨ニモマケズ」が教科書に載るほど有名なためか、この童話集の序文はあまり知られていないようなのだ。

 作品は、読んでいて、わけのわからないところもたくさんある。
 でも、彼はこの序文で書いている。

 「そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです」・・・と。

 生誕100年を越え、いまだ物質主義がまかり通る現代社会へ、力強く警鐘を鳴らす。
 だからこそ、僕は賢治さんが大好きなのだ。

 僕は「雨ニモマケズ」(ジュゴン作曲)と、この「注文の多い料理店の序」(賛美歌312番に乗せて)を、
 勝手に、楽団で歌っている。
 

『注文の多い料理店』序

 わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。

 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしい
びろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。

 わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。
 これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。

 ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、
十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしても
こんな気がしてしかたないのです。ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、わたくしはそのとおり書いたまでです。

 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。

 けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたの
すきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません 
 
大正十二年十二月二十日 宮澤賢治
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テーマ:音楽 - ジャンル:音楽

コメント
この記事へのコメント
こんばんわ はじめまして。岡山の山奥からやって来ました。私も賢治大好きです!銀河鉄道の夜 風の又三郎 貝の火など いつか思いを書き留めたいです。 賢治の曲聞いてみたいです!
2011/10/23(日) 20:23:09 | URL | つきあかり #ukX91sFg[ 編集]
つきあかりさん
岡山には二人のネット仲間が居ます。昔ヒッチハイクで旅した憧れの地です。
僕も賢治さんを愛するあまり、ただ一人のためにでも歌って行きたいのです。
賢治さんの批評・感想を書くのは恐いですよね。
彼は空想と現実のはざまに住んでいましたから。
(ご住所を教えてくだされば、僕らのCDをさしあげます)
2011/10/24(月) 11:21:07 | URL | みゆき #ulujXjxo[ 編集]
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2011/11/12(土) 00:00:06 | | #[ 編集]
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2011/12/03(土) 23:21:03 | | #[ 編集]
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