みゆき楽団歳時記
MIYUKI-BAND みゆき(おじさん)のアコースティックバンド活動・猫イラスト・猫自慢・フライフィッシング日記・工作・・・散らかってます。ごめんなさい
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エディロール・R?09・音楽の溢れる星
今日は息抜きで(僕にとっては)楽しい楽団の音響関係の考察だよ。
 「スグレモノ」とはこういうことを言うのである。最近の買い物、デジタルレコーダーであって「おーでおきゃぷちゃあ?(聴こえてる音をデータファイルに変える機械かな?)」でもある、エディロール(発売元はROLAND)の「R?09」だ。オープン価格で3万9千8百円とかだが、2割引き位で買える。内蔵のステレオコンデンサーマイクも感度が良くて、ほぼ耳で聴いたとおりの音に撮れる。それがデジタルファイルに変換され、最高音質はWAVで48KHZ・24bit。これはCDより良い音ってことである。普通は聴き分けられないね。僕らにはMP3で44.1KHZ・128Kbps(ネット上の試聴ファイル)で充分だ。
 いままでは、MD-8というマルチトラックレコーダーでしたから。バンドライブをマルチチャンネルで撮りたくて、ミキサー・マイク・ぐちゃぐちゃのコード類・モニターアンプ・スピーカー、おまけに専任のミキサーさん(機械見張り人)が必要だった。さらにおまけに、MDデータという記録ディスクは15分しか撮れないのだ。個別に8本のマイクとライン入力をセットして、音を分けるというやりかたは、あとから一人ずつの演奏をチェックして、バランスや音質を変えられるメリットがある。でも僕らは、空気に溢れた一瞬の音を優先しようよ。演奏をあとから重ねたりいじったり、もう面倒臭いのだ。いまでは、R?09をまん前に置いてスイッチを押せば良い。それで1時間以上(SDカード1ギガ)聴こえたままに撮れちゃうのだから。
 20世紀最大の発明は航空機である?いえいえ僕は、デジタルの発想だと思うよ。
 僕が10歳の利発な?子供だった昔むかし(43年前)僕は「わさび漬け」の丸いオケにタル木を付けて、打った釘に針金を張り、ギターを作った。ビヨ?ンと音が出たらそれだけで嬉しかったな。それを見ていた父親が、2・3日後に安いクラシックギターを買ってきてくれた。グループサウンズ全盛時代である。レコーダーといえば、オープンリールのステレオテープレコーダーだった。僕は幼稚なオリジナル曲を作詞・作曲、演奏して録音し、シンガーソングライター時代の先駆けとなったのだ(笑)。
 右チャンネルにギターと歌を録音し、それを再生しながら左にベースを重ねる。ギターの5・6弦を5音下げたボヨヨンベースね。次はその左を再生してコーラスを歌う、ピンポン録音だ。繰り返せば最初の音はだんだん劣化して行って、なんとも不思議なエコーが掛かって味が出るのだ。のちのテープ式アナログ・ディレイマシンなんてのは、残響が霧の彼方へ壊れて消えゆくような、まさにこの効果を狙っているわけだね。かのピンクフロイドも使っている。
 ビートルズだって、初期のモータウンだって似たようなものだった。それがアナログテープの4チャンネルになり、16チャンネルの幅4インチリールになり、レコード盤がレコード屋で売られる。やがてカセットテープが登場した。値段もサイズも画期的だったのだ。僕らはこれにバンドの歌をダビングして配るようになった。1時間の演奏テープを作るのに、同じく1時間掛かるというのんびりした時代であった。
 そして(僕にとっては)20世紀最大の発明!デジタルの時代。
 CDが出回り、音楽はデータファイルとなり、パソコンの普及とソフトのフリー化によって、デジタルはプロとアマチュア、企業と個人の壁を無くしてしまった。MP3データファイルとなった音楽は、パソコンの中のバーチャルミキサーやエフェクター・イコライザーなどで編集され、プロっぽくマスタリングされて自由自在に姿を変える。僕が使っているのは安価な定番ソフト「Sound it! 5.0」これだけ。デスクトップでシンフォニーが作れる物凄いソフトもあるが、そこまでデジタルじゃあ、楽器を弾く必要が無くなってしまうからね。それを駆使すれば、歌う声の音程も声質も、どうにでもなるんだけど。君、違う声の、すごく上手い歌手になりたいかい?
 製作工程と配信法がシンプルになれば、選ばれた者の作品価値は下がり、表現者の数だけの差別化が生まれる。流行歌は流行し、消えて行き、残るのは一人一人の個性の価値だ。一瞬で焼けるCD、ネットで世界中に配れるファイルアップロード、HDDに40時間も溜まったデモ録音。音楽保存ファイルの蓄積がこの星に充満するよ。地球は、音楽の溢れる星である。
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テーマ:バンド活動♪ - ジャンル:音楽

コメント
この記事へのコメント
つまり、昔で言うカセットですか。
(おいおい)
こういう奴がいるから、説明しないといけなくなるんだろうと思いますが、
ピンクフロイドがツアーをやるとき、トラック何トンで来たとか言ってたなあ。
「あんな音楽やったら、関係者からは冷たい目で見られるだろうなあ」とかひそかに思っておりましたね。
だって、やっぱり運搬が身軽がいいもんな。
YMOの機材も徐々に徐々に小さくなっていって、
科学の進歩に驚嘆するばかりですが。
でも、音楽は空の下で、電気を通さない音で聴きたくなるときが
むしょうにありますなあ。
2007/11/03(土) 11:56:33 | URL | お狂 #-[ 編集]
お狂さん
YMOファンのお狂さんなら、テクノの「クラフト・ワーク」なんてバンドの時代、アナログからデジタルへ・を経験している訳だね。変化は、ノイズが無くなった、荷物が軽くなった、である。ピンクフロイドの荷物が重いのは、エコーマシンやフランジャー、フェイズシフターなんて、アナログじゃ一抱えもある音質変化機械(エフェクター)を持ち歩いていたからだね。今じゃ手のひらに全てオールインワンで収まり、PCシミュレーションの中で完結する。デジタルは時間と空間を超えたけど、生の音を届けるにはしかず、ですな。僕が駅前で、一人のために歌うただ一度の歌と、世界中で百万回聴かれたCDとの価値の差は、ありやなしや。
2007/11/03(土) 19:56:12 | URL | みゆき #ulujXjxo[ 編集]
みゆきさんもこれ買ったんですね
みゆき楽団は多重録音とかよりも。せーので一発で録った方がいい感じですね。WAV16bitでも充分CDクォリティなんで楽しみですね。それから、試聴部屋のライヴヴァージョン聴きましたよ。いいじゃないですか!。あれはだい君に録ってもらったものですか?
2007/11/05(月) 03:23:01 | URL | Jiro #-[ 編集]
Jiro君
Jiro君も持っていたの?やっぱりねー。
楽団はライブだ!そうですね。スタジオワーク向きじゃないんですよ。20日の音はダイ君が撮って僕がサウンドイット5.0で加工してます。Floraのテイクもあるよ。録音時に入力ゲインをいじってしまっているから使えない部分もあるけど、6曲くらいはファイルになりました。こんどあげますよ。
2007/11/05(月) 08:41:36 | URL | みゆき #ulujXjxo[ 編集]
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