子猫育て日記も前回で無事に終了した。も?君=ライト君、まなちゃん=瞳ちゃん。と、可愛い新しい名前をもらって、里親さん夫婦と子供たちと共に、思い出の宝物を綴っております(嬉涙ざぶ?)。
というわけで、里親さん家族が目にした6月の募集子猫のポスターがこれです。会員さんたちの即行動で町中に貼られていたもの。すでに茶トラ君4匹と、はちトラちゃんその他に新しい家族が決まっている。今回もらわれたうちの子達は、僕が出し惜しみして、ここには載っていないのだ。
このあとすでに5・6匹の子猫が保護されていて、7月も子猫の賑わいは続く。
認識のために通し番号を付けてあってブログの募集猫と並んでいるのだが、市内限定のポスターで決まった場合には、ブログ猫の番号が抜けてしまうのだ。
いま#07?#14までがポスターになっているので次のブログの募集猫は#15からになるというわけ。これを会で統一して"にゃんこAid”ブログにも明記しないければいけない。
ゆうべはさっそく、新しく来たロシアンブルー色のミックス2ヶ月と、まだミルク飲みの幼猫が近所の小学校で拾われ、会長Tomaさんが写真を撮ってきた。近所のお婆ちゃんが育ててくれていると言う。
子供たちから先生へ、校長さんからご近所の猫好きお婆ちゃんへ、お婆ちゃんから我が「ねこの会」へと、ここに子猫の魔法の人の輪が完成し、みずからの幸せ物語を紡ぎだしていくのだね。
そしてまさにこの時期は、あちこちのブログで子猫の訃報記事が掲載される。猫の運命というものだ。続いて預かりさんと里親さん、愛護団体のトラブルも発生する。
悲しむべきは・・・猫に関わった人間たちの軋轢と、確執の様相を呈して、憎しみで暴走するブログ記事やコメントがあふれることだ。
猫ブログというネット広場は、猫の命への畏敬と、亡き魂の鎮魂を語るべき場所である。また幸運にも稀有なる幸せを掴んだ猫達の未来を喜び、祈るべき、善良なネットワークであるはずだ。
そこで保護や管理の方法をあげつらい、考え方の違いを批判して、正義の仮面で攻撃をしかける人とはいったいなんなのだろう?!
人気のあるブログで、手広く全国に募集をかけている個人の猫ボランティアさんもいる。その人達にも手に余る猫を抱えての必死な戦いがあり、保育上の無理や観察不足の健康管理ミスは確かにあるだろう。
それも含めての、猫のための団結と友情ではなかったのか。
たがいに補い合い、非を認め正していくためのネットワークではないのか。責任を擦り付け、攻撃する前に、涙を拭いて新しい命のことを考えてほしいのだ。
死なせてしまった命への耐え難い後悔と、苦しみへの免罪符なのか。平気な顔をしているかに見える、押し付けた側への嫉妬なのか。
猫の訃報には、関わった全ての人が苦しみ、泣くのだ。それでも猫を見捨てないのは、看取った魂の冥福と猫族の未来を祈り、担う覚悟があるからだろう。
施設処分の改善と法整備と世の中への啓蒙と実際の猫保護と、やるべきことは果てしない。亡くした命を盾に、喧嘩をしている暇はないのだ。