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みゆき楽団歳時記
MIYUKI-BAND みゆき(おじさん)のアコースティックバンド活動・猫イラスト・猫自慢・フライフィッシング日記・工作・・・散らかってます。ごめんなさい
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飯能イースト・コート2月のライブ。個性ある4バンドがてんこ盛り!
ec01 飯能イーストコートで恒例のライブ、いま終わって帰ってきました。埼玉は春一番なのか?黄砂は飛ぶわ、風花は舞うわ、小雨も降って大風が吹いて、ぐっと寒くなりながらも春の匂いを隠し持っている。雲の隙間の遠くでは、お日様もかんかん光っていたよ。始まりは不気味な嵐の予感、でもたくさんの人が聴きに来てくれた。ほとんどが「翔一」ファンだね。僕らのファンは中年の家庭人なので夜遊びはしないのだ。(苦笑)
ec05 「みゆき楽団」久しぶりに5人揃って思い切り歌ってきました。ピアノの「太郎」は少年合唱団のマエストロとして、去年の暮れから「発表会」の準備で忙しかったのだ。それも先週、17日の日曜日に終了、素晴らしいコンサートだった。久しぶりだねえ。やっぱりピアノが入るとアンサンブルが落ち着き厚みが出て、ちょっと上手なバンドに聴こえるからね。歌っていても気持ちが良いのだ。ミキサーをやってくれる店長「ikuさん」も、新しいPAセットに慣れたみたいで音が良かった。グラフィックイコライザーでハイを強調してくれていたのだ。

ec-*0+2 「さるお」パーカッションの女の子をエキストラに3人で。この子は高校のブラスバンドで打楽器を担当していたというから、リズムも正確だしセンスが良いのだ。シロホンも弾けるそうだから、さるお君たち、この子を放って客席に置いておく手はないぜ。二人だけじゃあパワーが不足して苦しい、みたいな事を言っていたけど、そんなことなかったよ。1人でも5人でも、同じく自信を持って歌うんだよ!僕だってほかのメンバーが、ひょっとしたら残業で来られないんじゃ?などと思いながら、ソロで歌うときの覚悟を常に持っているわけなんだ。一人で緊張することも怖いこともない。揃わないと不安だなー、の「甘えん坊」は卒業しよう。

ec03 「翔一」はまたパワーアップして、言葉がびりびり伝わってきて、グルーブが十分に打ち出せていた。ギターもオベイションに替えてきたから、2台の音質の差が重さにもになっていて良かったよ。まだエレアコのプリアンプとトーン・コントロールに慣れていないと言っていたし、お店のアンプを借りているので確信が持てないんだね。今日も大風の中、飯能駅でストリート・ライブをやってきたと言う。筋金入りのファイターであるね。歌のフィーリングがしっかりしているので20代後半かと思っていたら、失礼、23歳だそうだ。培ったものが現れているんだな。道楽でギターを持っただけのお坊ちゃんではない。しかし、よく見たらやっぱり童顔でした。

ec04 「T-ZO」ティーゾー。ともぞう(女性)と、正ちゃん(男性)この不思議に暖かいパフォーマンスの二人組みは、じつは夫婦じゃないのだ。そうだと思い込んでいたのは、ほのぼの力の抜けた緩い空気を持っているからで、これは男女がバンドを組んですぐに出せるものではないからね。ビートルズの渋い選曲を、ウクレレとピアニカでやるというのが実にスリリング、なのにゆるいのだな。完全コピーして上手に聴かせるビートルズ・コピーバンドはいっぱい聴いたけど、これは違うよ。声がすごくジョンレノン的で良いし、アレンジのおいしいところはちゃんとピアニカで再現しているのだけど、まったくビートルズじゃない「T-ZO」なのだ。
 という4組が集って、お客さんにとってはなかなかてんこ盛りの面白い2時間45分であったことでしょう。僕も、たくさんのバンドが並んでいるのは大好きなので楽しかった。飯能・入間界隈の面白い連中を集めて、ゆっくりなスケジュールで、10バンドくらい聴いてみたいものだと思っているのです。永くて疲れるだろうって?いーえ、楽しい時間は短いよ。それに昔と違って、今のアマチュアバンドはオリジナリティーがあって、メッセージを持っていて手が込んでいるからね。ストリートで鍛えた若い人たちも、もっと上を目指してパワーを溜めている。おじさんバンドでもベンチャーズなんかやっている人たちは、きっとここには来ないしね。テレビのヒット・ポップス番組なんかよりよっぽど面白いのである。
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

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