
祭日だった金曜日に、姪っ子の結婚式に出て翌日24日(土)東飯能イーストコートでライブ。夜7時半スタートで「ROES」というこのデュオと共演したよ。右でギターを弾いているのが「ゆういち」男っぽい骨のある曲を描く。左でシンセドラムを叩いているのが「シン」打楽器音だけでなくていろんなSEを奏でる。隣町、飯能市の新しい音楽友達だ。

ここ「イーストコート」をホームグラウンドにしている彼らとは初対面だった。まあ音楽はそんなの関係ないけどね。歌い始めてノってしまえば古くからの兄弟のように、すぐになれる。 僕らはここは5回目くらいだな。ミュージシャンでもある店長の「iku」さんは気さくでゆるめな人だから、PAもアンプもお店の雰囲気も、自由にやっておくれってなものでやり易いのだ。

じつは「ROES」の母体は「ありんこ」というユニット。「ゆういち」の他に女の子が3人のアコースティックバンドだ。
彼らのHP
[ありんこ通信]でライブ音源を聴いたよ。可愛いルックスに似合わぬパワーボーカル・ハーモニーがカッコいいぞ。3人とも聴きに来ていたけど、そのうちの二人がピース!で記念撮影してくれた。12月22日に、この場所でライブをやるからね。バンドはライブだ、生で見なくてはほんとの良さが解りません。
というわけで、若い彼らとのライブは楽しかった。写真には写ってないけど、ピアノは太郎くん。写真を撮ってくれたのはダイ君。そして「ありんこファン」のお友達と子供達。子供は寝る時間だから、最後までは聴いてもらえなかったけど、猫のバンドカードをあげたら「可愛い」と言ってくれた。みんなどうもありがとう。

こちらは一夜明けて25日(日)のお昼ご飯付きチャリティー路上ライブである。いやそうじゃなくて、狭山市の知的障害児支援施設「ぶどうの会・オアシス作業所」のガレージバザーで勝手に歌ってきたわけです。晴れて小春日和の、風の無い穏やかな日だった。所員の子供達も来て遊んでいたから、神様も気を使って、寒さをゆるめてくれたんだね。まずは「さるお」がストリートバンドの元気を披露した。爺じ婆ばも喜んで聴いているね。

世間が障害と呼ぶ彼らのはげしい個性は、実にこういったイベント向きだ。バンドの音にノって踊り、手拍子で一緒に歌ってくれる。バザーの品物のあいだを、あちこちで笑顔を振りまきぴょんぴょん跳ねる。
畑の横の八百屋ブースで、白菜・ぎんなん・柿を買った。中の雑貨のテーブルで100円のお急須を見つけ、これも買う。


入り口に建て増しされたテラスにいっぷく亭の看板、もうほとんど売れてしまっていたが、作業所の手芸の先生が作った作品。着物や帯の端切れでパッチワークした洋服やバッグもしっかりしていて綺麗。
ここではいつもお昼を用意して、安い値段でふるまってくれる。近所の人たちや友人たちもこれが楽しみでやって来るのか、僕らはそうだよ。楽団の人は良いよと言ってくれるが、チャリティーバザーなのでちゃんとお金を払うのだ。と言っても、豚汁100円、おにぎりは和え物・漬物付きで100円。

これが本当のストリートライブだよ。道の真ん中で歌う気持ち良さ。車が来たら除ける。この先はもう入間川の河川敷で、空き地ではサッカー少年の歓声が聞こえている。あとでたるさんが来たのでライブ第2部を、またひとしきり歌った。
空も開けて風もゆっくり通り過ぎ、草と土の匂いが懐かしい。賢治さんの空想の「ポランの広場」みたいな場所だよ。歌い踊って皆んなが笑えば、ここにだけ星屑が集まっているようだ。