
東久留米の駅前ビルに「食楽厨房JAPON」というレストラン&ライブスペースがある。ここで一組のカップルが誕生会を開いた。同じ10月11日が誕生日だという二人。僕はそんな人に会うのはは初めてだった。夜の8時、この「ダブルバースデーパーティー?」に、たくさんの友人達が集まった。
彼「とも君」と、彼女「りょう子ちゃん」二人の好きなバンドが4組、そのひとつはもちろん、僕ら「みゆき楽団」だよ。そして共通の古い友人達、とも君の故郷、岩手から駆けつけた幼なじみや同級生、今は辞めてしまった会社の元同僚たち。そして二人で住むアパートを探してくれたという、不動産屋の営業マンまでやって来た。彼らの星座は二人とも同じ“てんびん座”だね。うちの一人息子も同じ10月13日だから、性格は良く解るのだ。その人当たりの良さと癒し系の笑顔で、誰とでも素早く友達になる。一瞬の出会いをとても大切にして人懐こく、その相手なりの、それぞれの空間半径に入ってくる。
でも実生活にはストスもあったんだろうな。心に傷を受け体を壊して、永い入院と療養生活を余儀なくされた。この日は今、それを支える彼女との、婚約発表会でもあったわけです。
頑張って全てに復帰し成長して、彼女を守ってくれよな。
僕にも、奥さんに養われ、夢ばかり見ていた日々があった。今は互いに大病を越えて、晴れて真珠婚式を迎えることが出来たのだから、応援します。君たちはやっとこれからがスタートだもの。

←これ!緻密なスケジュールでライブを続ける(歌わないと死んじゃう少女)所沢の歌姫「Assy」ちゃんだよ。彼女の作る曲が、まさに出会いの不思議な物語や、恋の賛歌であるからね。普通に選曲して歌っても、アニバーサリーな二人への歌のプレゼントになるのだよ。今日は風邪気味だと言いながら、いつもの心にきゅんきゅんするファルセットで、二人へのラブソングを感情豊かに歌ってくれた。
「とも君」は、この「Assy」の駅前ストリートライブで、通りすがりに僕と出会ったのだった。その翌週には入間市の、僕らのライブに来てくれて、旧知のように他の皆んなと溶け合っていたな。本当は人見知りでありながら、初対面の人にも初めて会った気がしない僕らなのだ。こうして加速度的に広がる若い人との友人関係は、じつに嬉しい。僕は彼らのお父さんといくらも違わない、そんな年齢ではあってもさ。「りょう子ちゃん」をふくめて、この夜の初対面の友達よ、またどこかで“やあやあ”と声をかけるから、どうかよろしくなー。

←所沢駅のプロペ通りで、金曜と土曜の夜に、ストリートライブをやっていると言う「こころ」の二人。所沢ミューズ・ホールなんていう大きな舞台から、こんなライブハウスへの出演まで、頑張っているね。それに女性ファンも多い(らしいのだ!)でもやっぱり原点は、筋金入りの路上の民である。音楽のストリートファイターだね。その修行のたまものか、僕の好きな、男声デュオの高音ハーモニーが、マイクなしでも遠くまで良く通る。しかし、若者の作る「恋歌」は良いね。もう僕らおじじには、なかなか書けないテーマです。週末の8時ごろ、所沢を通過する用事のある人はプロペ通りを歩いてみてください。もしかしたら僕も、聴きに行っているかも知れないよ。

←忙しい厨房から出てきて、12弦ギターをがしがし弾いて歌うのは、お店のスタッフ「横浜あきら君」だ。「とも君」と同じ岩手県人だそうな。同郷のよしみということで、故郷を思う自作の曲を渋いブルース声で歌ってくれた。そして「スタンドバイミー」と「ハッピーバースデイトゥーユー」ね。彼も声が大きいのだ。「こころ」もマイクなしでがんがん歌ったし、普通の室内ならこれで充分だろう。僕らは器楽合奏的なインストルメンタルなバンドであるし、眠らし系のコーラス隊でもあるから、声量ではとてもかないませんな。
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もう年だしね、と言いつつマイクとアンプを使って4曲を歌った。音量はお店としてはオーバーボリュームだったようで申し訳なかった。
たるさんの新曲もまだしっくりしないのだ。自分らしく、2声のコーラスのふしまわしまでを合わせていきたい、僕にとっては未完成なままだ。繰り返し聴いて自分のものにするのだから、早くデモテープを作っておくれ。たるさんとはギター2本のデュエットバンド時代から、たくさんの曲を作り育ててきた。(若かりし頃のラブソングなど)楽団では歌わない歌も多いけどな。楽器もそんなに上手ではないし歌唱力も無いけどもさ、詩とハーモニーに込めた思いは大切だ。僕らの完成度は演奏テイクではなく、作品のクオリティーにあるわけだ。鼻歌や気楽なセッションも良いが、このメンバーでやる以上、うろ覚えの言葉やリズムでは歌うべきじゃない。僕がほぼ完成したデモ録音を作るのはそのためだよ。